羽咋市

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  • 最終更新日時 2010年5月7日(金曜日) 16時49分
  • コンテンツID 2-23-20-2259
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羽咋七塚

情報発信元文化財室  

羽咋の七塚知ってますか

羽咋市には、羽咋神社を中心にして、この地方を平定した第11代垂仁天皇の皇子 石衝別命(いわつくわけのみこと)、妃の三足比当ス(みたらしのひめのみこと)、その御子の石城別王(いわきわけのおお)にまつわる塚が点在しており、各塚にはそれぞれの故事来歴をわかりやすく説明した案内板が設置してあります。

<大塚 (御陵山)>
石衝別命(いわつくわけのみこと)のお墓で、大正6年(1917年)に陵墓参考地に指定されました。長さ約100mの県下最大の前方後円墳です。
5世紀中頃の築造で盛土は唐戸山から唐人(韓国人)が運んだと伝えています。また、「古墳の上に老松があったが、宝暦(1751〜1763年)の雷火で焼けたため宝倉を建て、まわりの堀が埋められました。文化年間(1804〜1817年)に宝倉を羽咋神社の本殿に改築した時、石室が発見されました」との記録があり、本念寺の裏庭にある天井石から横穴式石室ではないかと考えられています。

<大谷塚 (王児塚・観音塚)>
長さ45m・高さ7mほどの円墳で石衝別命の御子・石城別王の墓だと言われています。初めは70mほどの大型の前方後円墳であったのが、隣りの本念寺に削り取られて円くなったとの説や、この古墳と大塚とを一つの古墳と考え、大谷塚はその前方部でないかとの説もあります。
ここを大谷塚と呼ぶのは、本念寺の墓所が近くあるためで、観音塚とも呼ぶのは大正6年(1917年)の陵墓御治定まで、墳丘上に羽咋開発土豪稲荷一族の稲荷(御神体は観音像、現在は本町の稲荷神社)があったためです。

<水犬塚 (三犬塚・薬師塚)>
石衝別命が滝崎に棲む怪鳥を射ち落とされた時、命に従って来た白・黒・斑の三匹の犬が怪鳥の羽を喰えて噛み殺しました。「羽喰(羽咋)」の地名はこれから起こったと伝えられています。
この古墳は三匹の犬と怪鳥のお墓だそうですが、削られているため、もとの大きさはわかりません。
別名を薬師塚というのは古墳の上の少名彦名社の御神体が薬師如来であったためであり、入口の井戸の「薬師の水」は病気に効くと信じられています。

<宝塚 (稲荷山)>
石衝別命が亡くなられた時その遺品や埴輪などを埋めた所だと伝えています。石衝別命の子孫の羽咋称公の墓だとする記録もあってはっきりしません。四方も頂上部も削られていますが、円墳としては中ぐらいの大きさです。
明治41年(1908年)にここから約1000年前の土器(須恵器)と土面が出ました。今は宮内庁に保管されています。
また、ここを稲荷山と呼ぶのは羽咋の開発土豪の稲荷家の墓があるためです。

<姫塚>
もとの姫塚は現在地よりも東方にありました。古い記録には石衝別命の妃の三足比当スの墓とされる直径20mほどの中型円墳を、寛文年間(1661〜1672)に回りの堀を埋め、頂上を削って開墾し、妃を祀る三表苅社を建てたと書かれています。
それが明治31年(1898年)の七尾線開通工事で移転し、明治42年(1909年)に羽咋神社に合祀されました。この時、泰澄大使が作られたと伝える石像も羽咋弥公の墓に移されたと言われます。

<剣塚>
この付近は、もと八幡の森と呼ばれてツバキやタブ、シイなどが生い繁っており、八幡神社が建っていました。それが昭和37年(1962年)の駅前拡張工事で、現在の姿に変わってしまったのです。
古い記録によると、剣塚とは石衝別命の剣を埋めた所で、この森の中にあったと記していますが、古墳の形や大きさは不明です。
また、八幡の森は石衝別命の屋敷跡だと言われていますが、羽咋神社の元宮(旧社地)とする説が有力なようです。

<痛子塚>
石衝別命の妃の三足比当スが病気になられた時、悲しみのあまりになくなった王女の墓だと伝えています。
古い記録には直径25mほどの円墳であったとありますが、形も位置もはっきりしません。
しかし、近くに板子と呼ぶ地名があり、ここを神聖な場所として信仰してきたことから、塚跡ではないかと考えられています。


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